自宅サーバーの回線お引越し

2026-04-26 23:11 公開

こんばんは、uiroです。

先日、BIGLOBE光1Gを契約しました。私が住んでいるマンションには、元々NCVの無料インターネットがついていたので、これでWAN冗長が達成できたことになります。

自宅サーバー周辺の外観。APやONU等は別の場所にあります、集約したい
自宅サーバー周辺の外観。APやONU等は別の場所にあります、集約したい

やったこと

IPv4の疎通

IX2215を2台持っていたので、片方をBIGLOBE光用に、もう片方をNCV用にしました。

BIGLOBEはPPPoE、NCVはDHCPでそれぞれ設定を行い、IPv4での疎通を行いました。


Proxmoxクラスタのお引越し

自宅にはメインPCとゲーム用のPC、ミニPC3台を使ったProxmoxクラスタ、その他の機器をつなぐWi-FI APがあり、ネットワークに繋ぐ必要があります。
最初は全部の機器をBIGLOBEに繋ごうかと考えていましたが、サブ回線も活用したかったので、ProxmoxクラスタはNCVに繋ぐことにしました。
Proxmoxには固定IPの設定やお互いのIPを控えておく設定、分散ストレージ(Ceph)の設定などがあり、これらを変更する必要がありました。

長時間の作業だったので全部の流れを説明することはできませんが、まとめると:

  • 物理配線はSW2へ切替済み・クォーラム喪失中の状態から、pmxcfsを経由せず /etc/corosync/corosync.conf を直接編集して設定
    • corosync/pve-cluster 停止
    • interfaces / hosts / corosync.conf の 3 ファイル書換
    • 反映と相互疎通確認、サービス起動
  • Ceph移行:
    • ceph.confmon_host / public_network / cluster_network / 各 public_addr を更新
    • monmapを生成して全モニターに転送、適用
    • ceph config set global で mon DB の中央設定も同期
    • mgr/OSD/MDS再起動

のような具合でした。

特に、monmapの置換と適用が一部うまくいっていないことで、Cephの復帰に手間取りましたが、最終的にはProxmoxクラスタをNCV回線に繋げることができました。

Speedtestの結果、上がメインPC、下がProxmox上のLinux VM
Speedtestの結果、上がメインPC、下がProxmox上のLinux VM

NCVはやや遅延やその揺らぎが目立つので、本来ならサーバー用途でもBIGLOBEを使った方が良い気はしますが、メイン回線を圧迫しないということでまあ問題ないのかなと思いました。やばいサービスが載っているわけでもないので。


IPv6の配信

BIGLOBEにIPv6アドレスが降ってきていたので、ND ProxyでIPv6を使えるように配信しました。

合わせて、GoogleのIPv6 DNSサーバーも配信するようにしました。


ルーターの相互フェイルオーバーの実装

2台のIX2215をLANケーブルで直結し、watch-groupによってwanの状態を監視させました。片方のWANに障害が発生した場合は、もう片方のWANからシャバに出られるようになっています。


まとめ

今回の変更で、自宅サーバーの構成は以下のようになりました。

メモ程度ですが、記事にしないと一生世に出さない気がしたので書いてみました。

どなたかの参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました!