おうちを増やして仮想化した話

5か月前公開#インフラ

この記事は、 「FUN Advent Calendar 2024」 20日目の記事です

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この記事は、FUN Advent Calendar 2024 20日目の記事です

昨日🤔は、とみすけさんの高校卒業記念にバングラデシュに行ってきた話でしたね。

バングラデシュでの旅行は聞いただけでは想像がつかないことも多く、実際に行った人の体験談おもしろいな~と思いながら読みました。
(移動中にスマホのテザリングを使いながら読んでいたので、動画が多すぎて通信量が怖くなりました)

お久しぶりです、またははじめまして! uiro と申します。

パソコンやサーバーが大好きで、フロントエンド、バックエンド、インフラどれも気になって少しずつ手を出しています。

前期は割とフロントに漂っていたのですが、秋になり、インフラというものに興味を持ってしまいました。

昔からYouTubeで某「逸般の誤家庭添い寝系」YouTuberの方の動画を見たり、サーバーのasmr動画を見たりと、かなり頭のおかしなことをしていたので、まあ自然な流れですね。

自宅にサーバーを立てて、外部から見れるようにして、いろいろ公開してみたい…!という欲望のままに、自宅でいろいろとした話をしようと思います。

uiro自宅には、数年前に組んだ自作PC、出先で使うノートPC、昔使っていたノートPCの3台のパソコンがあります。

昔使っていたノートをサーバーに改造している人をちらほら見かけるので、そうしようかなぁと迷いましたが、

  • 何度か分解していて、安全性に自信が持てない
  • 一昔前のゲーミングノートなので、電気代が強そう(節約したい)

という理由から、サーバーは新調することにしました。

少しでも自宅サーバーに興味を持った人なら誰もが「N100はサーバーに良いぞ」という謎の声を聞いたことがあると思います。

私も聞いたことがありました、「N100はサーバーに良いぞ」と。

Amazonで

N100 ミニPC
と調べたらとんでもない数のパソコンが出てくるので、その中から選定しました。

GMKtec ミニpc 最新第12世代インテル Alder Lake-N100 mini pc Windows11 Pro DDR4 16+1TB SSD 4コア/4スレッド 最大周波数3.4GHz WIFI6/BT5.2 TDP 6W 小型 M.2 2280 NVMe(PCIe3.0)ミニパソコン 2.5G有線LANポート付き

こちらが導入したミニPCです。

Ubuntuをそのまま置いたり、変なディストリビューションを採用したりといくつか候補はありましたが、今回は Proxmox Virtual Environment (Proxmox VE) を使って仮想化することにしました。

予算の都合上、そう簡単に筐体を増やせないので、気軽に立てて壊したい意味でも、仮想化基盤を使いたいな…とは思っていたので。

Proxmox VE の公式サイト から、最新のisoファイルをダウンロードします

今回は、Rufusという定番のソフトを使いました。
Rufusを使って、isoファイルをUSBに焼き、起動ドライブとして使うことができます。

パソコンを起動したら delete を連打してBIOSに入ります。

この作業の前に、Windowsのライセンスは逃がしておきましょうね~

基本的に画面通りに操作すれば完了です。

途中でIPアドレスとポートを設定する画面があるので、そこで設定した値は覚えておきましょう。
後で他のPCからログインするときに必要です。

今回は Ubuntu を使うことにしました、公式からisoファイルを落とし、ProxmoxVE のストレージにアップロードします。

あとはVMを立てて、Ubuntuの初期設定をするだけ!

これでいつでもどこでも壊して建てれる仮想おうちが完成しました、やったね!

うちではこんな感じのサービスが動いてます

これで完成ですね、よかったよかった!

?????

これはなんでしょう…

なにか生えました

はい、ラックサーバーが2台導入されました

ということで、今回はラックサーバーをなんとかして動かした話でしたね、はじまりはじまり~

サーバーは、PRIMERGY RX200 S8HPE DL120 Gen9 を導入しました、どちらも10年ぐらい前のもので、ネットの海から流れてきました。

ラックサーバーを設置することにしたのですが、古いコンピューターなので、とにかくエラーが多かったです。

  • BIOSが古すぎて最近のOSがまともに動かない
  • OSが動いても、DHCPによるIPアドレス割り当てがうまく動作しない
  • 他PCからアクセスができない
  • RAIDコントローラーの設定が謎
  • ファンがうるさい

しかも、システムが複雑なせいか、1回の再起動に5分とか平気でかかるので、試行錯誤にもものすごく時間がかかりました。

夜明けまで作業したりがざらだったので詳しい記録はないのですが、インターネットの隅でひっそりと公開されていた、少し昔のBIOSを強制書き込みしたあと、最新のBIOSを書き込んだら直った気がします。

ラックサーバーを合わせた最終的な構成はこんな感じになりました。

バックアップサーバーがあります。

検証用サーバーがあります。

すばらしいはなし! ✨️

ラックサーバーはとにかく多コアなので、並列でゴリ押せるタイプの処理にすごく強いです。画像処理とか。写真を管理するOSSをホスティングしているのですが、あれに大量にデータを入れたいときなど、一時的にラックサーバーに動かして処理をするなどします。

みなさんも自宅にサーバー、置いちゃいましょう。

終わり際なので自慢をしておきます。

↑構成を自慢する図
ちゃっかりメモリやストレージを増設しました。
合わせて8TBぐらいのディスクアレイが動いていて、RAIDをいい感じに組んだのでデータがとても安全です。いいはなしですね。

メモリはDDR3なので64GBでも数千円、HDDもかなり安めに流れているので興味のある人は買ってみてください。安全性はなさそうなので、バックアップやらRAID組むやら対策はしましょう。

↑夜景です、いいですよね
賑やか度的に、やっぱりネットワーク機器が欲しくなる…
ポート数も全く足りていないので、来年あたりには生えている気がします

今回の記事で、自宅サーバーとラックサーバーの魅力が伝わると嬉しいです、電気代と騒音に耐えられる自信のある方はぜひ置いてみてください。

以上、この記事は FUN Advent Calendar 2024 20日目の おうちを増やして仮想化した話 でした!

ご覧いただきありがとうございました

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